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COLUMN

2021年2月26日

僕が美容師を目指し、今に至るまで

 

僕は石野 怜(いしの れん)。

 

幼少期の頃って夢はなんですか?と聞かれると

僕はケーキ屋さんになりたい!とか、コンサートや舞台を親に連れて行ってもらうのが好きで、でもそこに立つ人っていうより、大道具さんの仕事がしたい!って思っていた子供でした。

 

なんせ小さい頃から図工、美術、技術とかのツクる事がめちゃくちゃ好きで、自分の中でその時間って楽しすぎてあっという間に過ぎるんです。

僕が美容師になりたと少しずつ思い始めたのは小学4年生の時。

 

それは、両親がいつも自分で白髪染めをしてて「大変やねんなーいつも。れんやってーや!」って、そこから毎月のように僕がするようになったのがきっかけ。

 

小学4年の時の僕にとってはリタッチでカラー剤を塗るのも1時間かかって、すっごい難しいって思っていました。

でもいつも「ホンマ助かるわ。れんいつもありがとう。」

この言葉が嬉しかった。

 

中学生の頃になると、気づけば美容師さんがやっているYouTubeとかの動画にハマってずっと見てました。

この頃くらいにはもうおそらく美容師の道に自分は進みたいんだなって思っていました!

 

僕には妹が2人いて当時ダンサーをしていました。

イベントや大会がある度、僕は何週間も前から色んなヘアスタイルを考え、そのイベントの朝には早くから起きて必死に編み込みやエクステの仕込みをしてました。

 

イベントには毎度着いて行き、そこでやっぱり思うのは、自分が作ったスタイルで生き生きと思う存分踊ってくれる姿が嬉しいって事。

 

これを他の人にも置き換えた時、色んなライフスタイルや職業、活躍の場がある中、その1部に自分が作ったスタイルがあって、それがその人にとっての自己表現になるって最高やん!って思ったんですよね。

 

専門学生の頃にはほぼ毎日友人や、そのまた友人の方々にカラーやカット、ブラックヘアとかの特殊系のモデルをしてもらってました。

 

バイト終わり、実家で夜中にずっとしてたから、それを何も言うことなくさせてくれてた家族には本当に感謝ですね。

 

美容師の技術って正解やゴールなんて一生探してもないと思うし、掘れば掘るほど深いし、それを考える時間がまた面白いんですよね。

 

今僕はアシスタントでカラーモデルをさせて頂いてて、普段その人がどんな職業をしてて、そしてこういった色がしたい。ならそこに求めてぶつけたい色って何かな?

 

その色もこの人に似合うならこの色味少し加えようかな?とか。

カラーブースの前で考えてる時間とか物凄く大好き。

 

常に目の前にいる方がどうしたら喜んでくれるか、僕は美容師をしてる上で常に思っています。どんな技術1つにしても。

 

まだまだ成長していく怜をこれからもずっと応援宜しくお願いします!!

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