stair:case

COLUMN

2021年4月3日 こだわり

夢を語る

 

もう自分自身、今年で半世紀を迎えようとしている最中ですが

その都度『夢』ってその時々で叶えてきたのかなぁと思います。

 

美容師の中で有名になりたい
→まぁまぁ自分自身を知ってるくらいの人(美容師さん)ができました。これはここからも日々の積み重ねが必要ですが。

 

当時200名もいる(ヘアーディメンションというサロンに在籍していました)スタッフの中で売り上げトップになりたい
→ 入社して5年目でトップになりました。

 

自分のお店を出したい
→周りのお力を借りながらも30歳の時
お店を持ちました。(10年間)

 

商品開発もしたい
→これまでも今現在も0から1にする
開発に携わらせて頂いてます。

 

当時美容業界の最高峰でもある(現在もそうかもしれませんが)ジャパン・ヘアードレシッング・アワード 通称 JHAの賞を何か獲りたい。
→最優秀新人賞を頂きました。

 

テレビに出たい
→ 著名な女優さん達と共にCM出演したり、1時間番組の密着取材のドキュメンタリーにも出演できました。

 

テレビを作る側も経験したい
→BSでしたが企画から運営まで全てを
2クール1時間番組の制作のオーガナイズをさせても頂きました。

 

もっと自由な活動をしたい
→ukaにてクリエイティブ・ディレクターを兼任しながら海外や今までの人脈を通して世界各国(主にNY・中国・ヨーロッパ)で撮影をしたりセミナーをさせて頂きました。

他にも色々とその時々で『これ、やりたいなぁ〜』と本気で思った事は全て叶えてきました。

 

当然の事ですが、ここまで書いた事は全て『過去に叶えた夢』の話です。

過去の僕が、どんなに輝いていようと【今】が輝いていなければ、、、、

そう。ただの過去の人なんです。

 

ですから、今改めて考えてみると

本当に一番大切なのは お客様であり、共に成長する仲間(スタッフ)であると言う事に30代最後くらいに気づき基礎からやり直した時に思ったのが

『自分の夢の原点って何だろう?それこそお客様に褒められる事をするのが一番の夢じゃなかったけ?』と原点に立ち返りました。

美容師になりたての頃
お客様から『 貴方のシャンプー気持ち良かったわ』とお褒めの言葉を頂いた事は今でも忘れられません。

そして他のお客様からは
『私が死んだ後の最後の死化粧お願いします。』とも言われています。
もう本当にこんな大切な事。その人にとって最後まで綺麗でいる為の最終チケットを預かり受けるなんて、それこそ美容師冥利に尽きます。

 

改めて『これからの夢を語る』がお題とするなら
『スタッフが幸せになる事をする』
『お客様の笑顔を常日頃から引き出す事を永遠とする』
もうこの2点しかありません。

 

そう考えるともう自分自身の事では無くなってます。
過去も現在も未来も、
全て自分に関わりのある人達の為に少しでも役に立つ事をするのが
今現在、僕の本当の夢なのかもしれません。

 

なので兎にも角にも『健康第一』で頑張って行こう!

長文にお付き合い頂き有難う御座いました。

 

 

時枝 弘明

関連記事